AWSのAIラジコンDeepRacerを開封してみた #reinvent

AWSのAIラジコンDeepRacerを開封してみた #reinvent

AWS DeepRacerのワークショップ参加者に配布されたDeepRacerラジコンをさっそく開封してみました
Clock Icon2018.11.30

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

re:Invent 2018で発表になった1/18のラジコンカー「Deep Racer」ですが、その開発を体験するワークショップが開催されました。

[速報] 1/18スケールのラジコンカー! AWS DeepRacer が登場! #reinvent

https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/reinvent2018-aim206-deepracer-workshop/

ワークショップの内容は別にレポート予定ですが、ワークショップの最後に参加者にはラジコン本体が提供されると告知がありました。

ワークショップの場で受け取るのではなく、SWAGのカウンターでネームタグを提示するとのこと。さっそく受け取ってきたので、DeepRacerがどんなものなのか、開封の儀を執り行ってみました。

1/18の四駆ラジコンということで、箱は結構大きいです。13インチのMacBook Proよりもひと回り大きいです。

持ち帰るには結構な大荷物ですので、別送するためのFedexバウチャーが用意されていました。至れりつくせりです。

開けてみた

ラジコン本体は、組み立て済みの状態で納められています。

簡単なクイックスタートガイドのカードが同封されています。説明書はこれだけです。 URLが記載されていて説明書にアクセスできるようです。

簡単に中の仕組みが図で示されています。

DeepRacer Under the Hood

中の仕組みも見てみましょう。4箇所のクリップを取ると外装が外せます。薄いポリカーボネートの軽量な外装です。外装は簡素なデザインですが、MGM Speedwayの会場にはステッカーやデコシールがいろいろ置いてありました。

前方にはカメラが付いています。Deep Lensに付いていたものと同じに見えます。

ラジコン本体との接続はUSBコネクタになっていて、簡単に引き抜くことができました。

Deep Racerの本体横には、USB-C、USB-OnTheGo、HDMIのコネクタがあります。このへんは普通のコンピュータ機器らしいところです。USB-Cは電源用。USB-microBはデータを読み込むために使用します。

反対側には、microSDスロット、電源ボタン、リセットボタン、各種インジケータのLEDがあります。

ラジコン部

DeepRacerのコンピュータ部分は、これも4つのクリップを外すと取り外すことができます。

本体とは、ステアリングサーボ、アンプ、そしてラジコン側の電源の3本で接続されています。

ラジコンのバッテリとその充電器です。これらは本体と別に渡されました。飛行機に乗る際に持ち込みで運ぶようにとの指示がありました。

付属品

モバイルバッテリはDeep Racer本体の電源として使用します。その充電器とケーブル類です。

組み立て

バッテリは二つあります。ラジコン用の青いバッテリを取り付けたあと、上にDeepRacerの本体を取り付けます。その上にモバイルバッテリーを取り付けて、USB-Cケーブルで接続して完成です。

さいごに

DeepRacerがどんなラジコンなのか、しくみを観察してみました。実際に走らせるにはもう少し中身を調べる必要がありそうです。これから世界各地で20の大会と2019にはDeepRacer League決勝も開催されるとのことですので、ぜひ自分の機体で参加してみたいですね。

参考

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.